お久しぶりです!北大3年の佐藤かっちゃんです。
2月17日に勉強会を行いましたよー!

テスト期間やら年末やらが重なって、久しぶりでした!
テーマは「半側空間無視」について。

と、いっても医学について学んだわけではないのです。


今回のSGD(Small Group Discussion)のテーマは・・・
「半側空間無視の患者さんにどんなリハビリテーションを行ったらいいか」でした。
※半側空間無視は、左側無視の患者さんが多いため、それを前提に以下のSGDは行われています。

リハビリについて考えるときのポイントは以下。
・障害によってどんな問題が生じるのか。
・機能を改善する方法はないか。
・機能が改善しなくても解決できるか。

SGD開始直後は、「食事」「着衣」「移動」などについて、様々な意見が出されました。
例えば、「食事をトロトロの液体にしてあげる」とか、「鏡を2枚つけて、右も左も(鏡の)片側で見れるようにする」などなど・・・
しかし、歯学部一年生のメンバー(勉強会初参加!!!)の一言。

「この人が社会復帰をするためには、少しスパルタでも左を意識できるように訓練しなければいけない」

たしかに、リハビリの目標の一つは「社会復帰」!!
半側空間無視によるデメリットを周りが助ける、といった主旨で進んでいたSGDがガラリと雰囲気を変え・・・

気付けば、みんなが
「どうすれば、この人が左側を意識できるようになるか」
について意見を出し合っていました。

その中で出た意見の一つは「マチガイ探し」や「スポーツ」など。
左という概念が無ければ難しいですが、「マチガイ探し」であれば答えが何個かわかっているため、必死に探しますよね。その中で、「左」という概念が現れるのでは!?といった意見でした。
また、スポーツ(特に卓球)では、「左が意識できていない」という自覚する一方で、「意識できていなくても反射的に体が動くのでは!?その中で左という概念が構築されていくかも!」という意見が出ていました。

すごく実りあるSGDでしたね!これからも、こんなSGDができたらいいねとすごく思いました!

新たなメンバーが加わったすずらん。来年度もさらなる飛躍を目指して頑張っていきます!!

かっちゃん(副代表になりました!これからもみなさんよろしく!)