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2013年05月

勉強会報告:公衆衛生と多職種連携(5/15実施)


こんにちは、初めまして。北大1年の伊藤です。
ブログ記事を書くのは初めてなので読みにくいかもしれませんが、どうぞよろしくお願いします。

今回はタイトルにもあるように「公衆衛生と多職種連携」というテーマでした。

公衆衛生ってご存知ですか?そもそも健康って何でしょう?
公衆衛生とは、集団の健康を分析して地域全体を健康にしようというものだそうです。
今回は2つの話を例にこの視点について学びました。

一つ目はジャクソン君の話。
健康というのは様々な要素が背景になって成り立っていることを理解しました。
WHOの定義によると、健康とは身体的、精神的、社会的、宗教的に完全に良好な状態のことだそうです。
ちなみにハリウッドで有名なロサンゼルスは所得による住み分けが明確な都市としても有名ですが
“先進国”アメリカの貧困地域に住む方々と
発展途上国とよばれる国で精神的、宗教的に満たされている方々ではどちらが健康で幸福なのでしょう?
簡単に数値比較できるものではないですが…機会があればまた話し合ってみたいですね。

二つ目は上流と下流の話。
公衆衛生が現実的には困難な部分もあることを理解しました。
健康を形成する要素が多岐にわたる以上、確かにどうにもできない部分はあるかもしれませんが、
それでも公衆衛生の視点を多くの医療関係者に持っていてほしいと思いました。
また、このお話は災害時のトリアージにも通じるものがあるのかな…と思いました。

さて、医療を担う職種は挙げはじめたらキリがないくらい多いですが
各職種において「公衆衛生学的視点」をもつとどんなことができるのか、
また職種間でどんな連携が必要かについて議論しました。いわゆるSGDです。

私たちのグループで出た意見を一部紹介します。
・医師が一般大衆向けに講演会を開く
・薬剤師が医師、看護師とともに往診に行く
・保健師が地域の健康状況について把握する
・臨床心理士が小学校等に滞在して精神的健康にかかわる

公衆衛生、すなわちいかにして地域全体を健康にするか、について考えると
職種間の連携が不可欠だということをこの議論から実感しました。

公衆衛生と聞いて、初めは下水道整備のイメージしかなかった私ですが、
今回の勉強会を通じて健康そのものについて改めて考えました。
そして健康を構成する要素が多岐にわたるからこそ、職種間の連携が不可欠であることを学びました。
お忙しい中、今回の勉強会を担当してくださった克哉先輩と
このテーマについて共に考え、議論したすずらんメンバーに心から感謝しています。

次回の勉強会は何についてやるのでしょうか?楽しみですね。
それではまたお会いしましょう!(^^)

勉強会2013/4/30

初めまして、一年生の伊藤玲衣です。
4月も終わり、大学生活にも徐々に慣れてきました。
道外出身の私にとって4月のこの寒さはかなりきついです。
(早く暖かくならないかなぁ・・・)

今回で2回目の勉強会参加です。
不慣れで力の足りない部分も多くありますがよろしくお願いします。

さて今回は
「自傷行為をする人への理解と対応」
について考えました。
担当は福井俊さんです。



みなさん、自傷行為と言われて何をイメージしますか?

怖い、かわいそう、痛そう・・・

私は自分で自分を傷つけるなんて理解できませんでした。
もし周囲の人にそのような人がいれば面倒くさそうだと思い、なるべく関わらないようにしただろうなと思います。

今回、身近な人が自傷行為をしてるという設定でグループに分かれて話し合いを行いました。

自傷行為をしている人に対してどう接すればいいのか、
またどう対応していけばいいのか、
友達や家族、恋人の立場に立って考えてみました。

私たちのグループでは
少しずつでも本人と話していき、理解していくことが必要である、
受診をすすめたり、気分が晴れるようなことを一緒にやるなどの意見が出ました。


大切なことは彼らの存在が自分たちにとってかけがえのない、大切なものだということを伝えてあげることです。
突き放したり関わらないようにするのではなく受け入れてあげることが彼らの心を自然と癒していくのかなと感じました。


人は一人では生きていけないんだなということを実感した勉強会でした。




あまりまとまっていなくて申し訳ないです。
次回はもっとましにやれたらな・・・

それでは皆さん、風邪が流行っているようですが気を付けてくださいね。

北海道でも早く桜が咲くことを祈ってます。



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