お久しぶりです。薬科大1年の進藤です。
今回の勉強会は、佐藤克哉さんが担当してくれました。
テーマは『より良い医療とは?~緩和医療を通じて~』でした。

1つ目のSGDは、
より良い医療とは?より良い医療者とは?
すずらんの理念を再確認する機会となりました。

ここで、具体的に緩和医療について考えていきました。
緩和医療とは、本人を含め、家族の治療などの苦痛を緩和して患者さんに最期を迎えてもらうことです。
この緩和医療をするにあたって重要なことは何なのか?
 
Can  we  be  on  the  same  page?

the  same  pageとは共通基盤のことで、患者さんの希望の治療法と医療者の治療方針を合わせて考え、
折り合いをつけながら治療法を決めていくことです。
患者さんが納得して最期を迎えられるように患者さんと医療方針を決定していくということですが、共通基盤は一人ひとり異なり、ギャップを埋めることは簡単なことではありません。
しかし、緩和医療に限らず共通基盤を探ることが重要なのです。

2つ目のSGDは、これまでのお話とは少し変わりますが
どんな人に『余命宣告』をしますか?
ということでした。
どんな人に言うかを考えることがなかったので、私にとって新鮮な話題でした。
どんな人に言ってもいいと判断するのか、またどんな状況の人なのだろうか。
逆に、言わない方がいい人とはどんな人なのか、など話していきました。

今回、すずらんの理念の『より良い医療者になる』について考えていきましたが、
克哉さんは、より具体的に考えることで自分たちが医療者になった時に役立つようにしてほしいと言っていました。
改めてすずらんの大切さに気づき、気が引き締まる思いです。



ここからは、私事ですが
最近、すずらん症候群がひどくなってきました(笑)
10日ほど会っていないだけなのに、やたらすずらんが恋しく感じます。
しかし、医ゼミの関係で約1か月ほど会えなくなるという・・・
これから大丈夫なのか不安になってる進藤でした!